孤独で暇なイメージのある【一人事務】ですが、どんな人が向いているんでしょうか?
【一人事務】は少人数の会社や事業所のことが多く、同じ拠点に上司や営業など他の業務を行う人が数人だけってケースも多いです。
大抵は、2人~10人未満でしょうか。それ以上の規模になると、事務員は2人以上になってくる可能性が高いです。
この記事では【一人事務】として実際に働いている私が思う【一人事務】に「向いているひと」と「向いていないひと」をまとめました。
【一人事務】が向いているひと
孤独を好む人、または気にならない
私は大人数で群れるのがどうも苦手です。どうしてもまわりに気を使ってしまうので、後からドッと疲れてしまいます。
気の合う少ない友人や家族だけいればそれで充分って思うタイプです。
突然ですが、私はドラマ「孤独のグルメ」が好きです♪
主人公の井之頭五郎さんは個人で輸入商を営んでいるんですよね。
五郎さんのように、「一人で働く」「一人で気の赴くまま食事を楽しむ」それを全く苦には感じず、むしろそのほうが気を使わず楽、自分にはこれが合っている、そう思える人は【一人事務】に向いていそうな気がします。
実際【一人事務】で働いていると、(もちろんその日の予定にもよりますが)営業の方や上司は外出していることも多くあり、ひとりぼっちの時間が結構あります。
私は会社で一人で過ごすことを全く苦に感じません。むしろ「やっと一人になれたぞ~♪」って思えるタイプです。
私と同じように思える方は【一人事務】に向いているかもしれません。
自分で考えて動ける
めちゃくちゃ忙しい時に、「これは後でもいいな」「最優先でこれをやって、あっちはその次に、、」って自分で仕事の優先順位を考えなくてはいけません。
無駄なく効率よくスマートに働けたらそりゃ最高なんですが、私は今でも一気に仕事が重なると、ついつい焦ってしまいます~(反省!)
もし、自分で優先順位の判断を迷うなら上司へ確認することも大事ですよね。
日々奮闘中です!
責任感を持って働く
【一人事務】では「よくわからないからやらない」って避けて通ることはことは不可能です。わからないなら調べて、確認して、やるしかありません。
だって他にやる人は居ないので(笑)
「自分が責任を持ってやる」って気持ちで働かないといけないので、「休んだら誰か代わりにやっといてくれるでしょ~」って考えは基本的に捨てる必要があります。
自分でどうにかなることも、ならないこともありますが、どうにもならないなら他の人へ依頼する必要もありますし。
暇な時間を受け入れられる
私の職場は、猫の手も借りたいくらい忙しいよ〜って日もあるんですが、割と暇です。(ぶっちゃけ)
【一人事務】で長く働いている方ってその「暇」も受け入れて、自分の中で消化出来ているんだと思います。
ちなみに、私は暇でも全然大丈夫です。むしろ暇なのにお給料もらえてラッキー!って思っています。
最初はこんな暇なのにお給料もらっていいのかな…と後ろめたく思ったこともありました。
しかし、会社が必要として【一人事務】として採用されて自分はここにいるので、今では特権として暇な時間も受け入れて、のんびり過ごしています。
【一人事務】が向いていないひと
次に【一人事務】が向いていないのはどんなタイプでしょうか。私が思う「向いていない」のはこんなひとです。
大勢で群れて過ごしたい
- みんなでワイワイ働きたい
- プライベートなことも全て報告する
- 週末は従業員家族ぐるみでBBQ
- 月一で飲み会開催(もちろん強制参加)
ちなみに私の前職はリアルにこんな職場でした。(なので辞めました)
こんな職場を強く熱望している方がいましたら、【一人事務】には恐らく向いていないです。。求人情報サイトでみんなでガッツポーズしてBBQしている写真載せちゃうような会社がいいと思います。
友達を作りたくて働く大人の方っているのかな?
1から10まで説明をしてほしい
わからないことは、納得するまで、きちんと丁寧に教えてほしい!
そりゃ、私も丁寧に教えてもらえるなら凄く嬉しいです!でも【一人事務】だと自分で問題や疑問をひとつひとつ解決しないといけない場面も多いです。聞ける人が居ないので。
手取り足取りで面倒を見てもらい人にはしんどいかも。
指示されたことだけやりたい
そういうお仕事も世の中には沢山ありますよね。
マルチタスクが特に苦手な方は、決められているルーティーンをひたすらやる作業が向いている可能性もあります。
工場のライン作業でひたすら同じ作業を繰り返す、指定された範囲に丁寧にシールを貼る。
それぞれ根気のいる立派なお仕事です。
少人数の職場が多い【一人事務】だと、見積書を作っていたら、「それ終わったらこれやって」「電球切れたから注文しておいて」「明日の会食の場所予約しておいて」と、全く違うことをいきなり指示されることも多々あります。
何でも屋さんの側面がある【一人事務】あるあるです(汗)
仕事には忙しさを求めている
【一人事務】って少人数の会社や事業所のことが多いです。
そういうとこって、仕事のボリューム的に事務員は何人も必要はないんだけど、誰もいないとそれはそれで困るから一人だけ雇うんだと思います。
「仕事で疲れるのは当たり前!」「忙しく働いて充実感を得たい!」「私は仕事が生き甲斐!」って方だと、暇な時間が多いのは耐えられないかもしれませんね…。
もちろん、常に忙しく目がまわるような【一人事務】もあると思いますが、あまりに忙し過ぎたら事務員をもう1人増やす方向で会社は考えるのでは。
まとめ
【一人事務】に向いているひと、向いていないひとをまとめました。
書いていて思いましたが、私は喜んで働いている【一人事務】ですが、やっぱり向き不向きがあるんだなぁ〜と、しみじみ。
この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。