【2025・外出時の必須アイテム】ネックリング・ハンディファン・電動ネッククーラーを徹底比較!!〈暑すぎでしょ…〉

当ページのリンクには広告が含まれています。

アラフォー世代の私は小学生の頃といえば、夏に自宅で使うのは扇風機でした。今日は暑いな~って時にエアコンを入れる程度で済んでいたんですよね。今となっては信じられないですよね!

暑くて外もまともに歩けたもんじゃない!

自宅に戻る時間にあわせてエアコンタイマー必須

ところが現在は、真夏に外出する際は熱中症の危険を感じながらの生活になります。そこで、数年前から外出時に使う様々な冷却アイテムが登場しました。

今や市民権を得たともいえるハンディファンも10年前は使っている人ほとんどいませんでしたよね。この数年で様々な冷却アイテムが登場して、どれがいいのか迷っている方も多いのでは?

種類が色々あって迷う!

私にはどれが向いている!?

この記事でわかること

今回はネックリング・ハンディファン・電動ネッククーラーを比較して紹介します!

目次

夏の気温って10年前とどれくらい違うの!?

10年前(2015年頃)と現在(2025年)の日本の夏の気温は、体感的にもニュースでも「暑さが明らかに変わった」と感じている方が多いと思います。

10年前と今の夏の気温の違い(日本)

【比較する年】

  • 過去:2015年の夏(6〜9月)
  • 現在:2024〜2025年の夏(最近の傾向)

たった10年で全国平均が2°C以上上がっている年もあります。

平均気温の違い(全国平均)

全国平均気温(6〜8月)特徴
2015年約25.4°C(平年より+0.4°C)やや暑い夏
2023年約27.5°C(統計開始以来の過去最高)記録的猛暑
2025年2023・2024年並み or さらに暑い(見込み)猛暑日が全国で頻発中(予測)

猛暑日の違い(東京の場合)

猛暑日(35℃以上)の日数
2015年11日(東京)
2023年22日(東京)
2025年すでに20日超えの見込み(7月中旬時点)

なぜこんなに暑くなったのか?

1. 地球温暖化の進行

  • 人間活動による温室効果ガスの増加で、地球全体の気温が上昇。
  • 日本も例外ではなく、「かつての猛暑」が「普通の夏」になりつつある。

2. 都市のヒートアイランド現象

  • 都市部のコンクリート・アスファルトが熱をため込んで、夜になっても気温が下がらない。

3. 気候変動の影響で極端な暑さが増加

  • エルニーニョ現象や偏西風の蛇行などで、異常気象的な暑さが増加。

たった10年で、日本の夏は「明らかに1段階レベルアップした暑さ」になっており、過去の感覚では通用しない環境になっています。

首を冷やすと良い理由(メカニズム)

首を冷やす理由は、体温を効率よく下げて熱中症や暑さによる体調不良を防ぐためです。

その科学的・生理的な理由をわかりやすく説明します。

1. 太い血管が通っているため

  • 首には 頸動脈(けいどうみゃく)や頸静脈(けいじょうみゃく)という太い血管が通っています。
  • ここを冷やすと、冷えた血液が体内を巡り、全身の体温を下げる効果が得られます。

2. 脳に近く、熱中症予防に有効

  • 首周辺は脳の温度調節に関係する中枢(視床下部)に近く、熱を冷ますことで脳へのダメージや意識障害を防ぐ効果があるとされています。

3. 皮膚が薄く、冷却効率が高い

  • 首やうなじは皮膚が薄くて脂肪も少ないため、冷却材の効果が伝わりやすい部位です。

4. 体感温度が下がりやすい

  • 首を冷やすと「涼しい」と感じやすく、実際の温度より快適に過ごせるようになります(心理的効果も大きい)。

1. 熱中症対策に有効

  • 首元には太い血管が通っているため、効率的に体温を下げられます。
  • 屋外作業や通勤時の体温上昇を抑えるのに効果的。

では早速、ネックリング・ハンディファン・電動ネッククーラーを比較していきましょう!

ネックリング

ネックリングとは、主にPCM(Phase Change Material:潜熱蓄熱材)素材を使って一定温度を保ちながら首元を冷やすリング状の冷却グッズです。

アイスリング・ネッククーラーリング・ネックリング・ネックアイス・冷却リング/冷感リングなどなど色々な呼び方がありますが、今回はネックリング呼びで統一します。

気軽に使えるね♪

首にかけるだけで使えるシンプルさが魅力ですよね!電源や充電も必要なく、気軽に使うことが出来ます。実際、我が家も子供が小学生の時に毎日使わせていました。

項目メリットデメリット
冷却性能適度な冷却で体に優しい効果持続は短時間(30〜90分)
使い勝手手ぶらで装着簡単・結露しない外出先で再冷却できない
コスト繰り返し使えて経済的高品質モデルは2,000〜3,000円以上
安全性冷えすぎず安心・子どももOKサイズ選びが難しいことも

ネックリングのメリット

1. 適度な温度で冷やしすぎない(体に優しい)

  • 多くの製品は 28°C前後で凍結・保冷されるため、冷えすぎず安心。
  • 冷却ジェルや氷のように「キンキンすぎて痛い」感じがない。
2. 繰り返し使える & エコ
  • 電源不要なので電気代や電池の心配がない。
  • 水洗いOKで、何度でも使える。

3. 結露しない

  • PCM素材は外側が濡れないため、服が濡れる心配がない。
  • 水洗いOKで、何度でも使える。

4. 首にかけるだけで手軽

  • 手がふさがらず、装着も簡単。
  • 子どもから高齢者まで使える。

ネックリングのデメリット

1. 冷却持続時間が限られる

  • 冷却時間はおおよそ 30〜90分程度(気温による)。
  • 気温が高い場所だとすぐに柔らかくなり効果が落ちる。

2. 再冷却に時間がかかる

  • 冷凍庫や冷水などで再冷却が必要。外出先では冷やせないことも。
  • 保冷バッグが必要になる場合もある。

3. サイズ調整ができないことも

  • フリーサイズだとフィットしにくいことも。首が太め/細めの方には不向きな場合あり。

4. 首だけの冷却に限られる

  • 冷やせる範囲は「首元のみ」なので、全身の暑さには不十分なケースも。

4. 手軽に使えるファッション性

  • 最近はおしゃれな柄やカラーも増えており、普段着と合わせても違和感がない。

ハンディファン

ハンディファンが爆発的に流行るきっかけとなったと言われているFrancfrancのアイテムが人気のようですが、様々なメーカーから続々新商品が出ています。

娘(高校生)の必需品です!

最近は冷却プレート付もあるよ

項目メリットデメリット
携帯性小型で持ち運びしやすい手がふさがることが多い
冷却効果直接風で汗を乾かせる気温が高すぎると効果が薄い
操作性すぐに使えて簡単音や風が気になることも
電源USB充電・モバイルバッテリー対応長時間使用では充電切れの心配

ハンディファンのメリット

1. どこでも使える携帯性

  • 小型・軽量でバッグに入れて持ち運び可能。
  • 電車やバス、屋外イベントなどでも使いやすい。

2. 直接風が当てられる即効性

  • 自分の顔や首など、狙ったところに風を当てられる。
  • 汗をすぐ乾かせて、メイク崩れ防止にも。

3. 電池式・USB充電で便利

  • モバイルバッテリーでも充電可。
  • 一度の充電で数時間使えるモデルが多い。

4. 多機能モデルが増えている

  • 卓上スタンド付き、首掛け対応、ミスト機能付きなどもある。

ハンディファンのデメリット

1. 手がふさがる

  • 基本的に「手持ち」なので、スマホ操作や荷物があると使いづらい。
  • ストラップ付きでも首にかけると重く感じることも。

2. 騒音や風の不快感

  • 風の音がうるさいと感じる場面も(静かな場所や会議中など)。
  • 強風モードだと風が乾燥っぽく、目や喉に負担を感じる人もいる。

3. 熱風になることも

  • 外気温が高い(35℃以上など)と、ただの「熱風」を当てているだけになることも。
  • 冷却効果が薄い場合も。

4. バッテリー切れの不安

  • 長時間の外出時は予備バッテリーや充電器が必要。
  • 安価な製品は突然故障したり、発熱のトラブルも。

電動ネッククーラー

我が家にもあります。最初はいらないかな~と思っていたけど、ハンズフリーがこれほど便利だとは!!両手が自由に使えて、ネックリングより断然涼しく、とにかく快適です。

ちょっとヘッドフォンみたい!?

一方で、やや重さがあるので長時間の使用の際は気になる方もいるかもしれません。

私は実際使っていますが、旅行で首につけっぱなしでもさほど気になるほどではありませんでした。なんなら買い物の荷物やリュックの重さの方がよっぽど気になるかも(笑)

項目メリットデメリット
操作性両手が空いて快適長時間で首が重いと感じることも
冷却効果顔・首など狙って送風できる外気温が高すぎるとぬるい風に
安全性羽なしで髪が巻き込まれない一部モデルは音がうるさい
電源USB充電、モバイルバッテリー対応バッテリー切れの心配あり

電動ネッククーラーのメリット

1. 両手が自由に使える

  • 首にかけるだけでOK。家事・作業・通勤・スポーツ観戦など、幅広いシーンで使える。

2. 顔・首・背中に風を当てられる

  • 送風口の位置調整ができるタイプが多く、ピンポイントで涼める。
  • 風量調整ができるので自分好みに設定できる。

3. 長時間使用できるモデルが多い

  • フル充電で 最大4〜10時間程度使用可能(風量により異なる)。
  • モバイルバッテリーでも充電可能。

4. スタイリッシュなデザインも増加中

  • ヘッドフォンのようなデザインでファッションにも馴染みやすい

電動ネッククーラーのデメリット

1. 風が熱風になることがある

  • 外気温が高すぎる(35℃以上)と、熱風を送るだけになりがち。

2. 音がうるさいと感じることも

  • 強風モードにするとモーター音が気になる場合がある(特に静かな場所では注意)。

3. 重さ・装着感の問題

  • 機種によっては200g以上あり、長時間使用で首に負担を感じることも。

4. バッテリー切れの心配

  • 充電を忘れると使えない。長時間の外出には予備のモバイルバッテリーが必要。

どのタイプが向いている?比較表

女性に特に多い冷え性の方などは「暑さ対策はしたいけど冷やし過ぎない程度が丁度いい」場合もあるでしょうし、一方で「極度の暑がりでとにかく暑さ対策したい!」って方もいるかと思います。

私はとにかく暑がりだから風量重視!!

私は手軽に使えるネックリングが気になるな~

それぞれの特性を比較して自分に合ったアイテムを見つけてみてください。

項目ネックリング(クールリング)ハンディファン(携帯扇風機)電動ネッククーラー(首掛け扇風機)
冷却方式PCM素材でひんやり持続風を直接当てて冷やす両手フリーで風を当てて冷やす
冷却持続時間約30〜90分(再冷却必要)約2〜8時間(風量で変動)約2〜10時間(風量で変動)
使用スタイル首にかけるだけ・軽量手持ち式・卓上兼用も首にかけるだけ・両手フリー
電源不要USB充電式 or 電池式USB充電式
静音性完全無音音あり(風量により変動)音あり(静音設計モデルあり)
外気温の影響気温高すぎると効果減少外気温と風の温度が一致外気温と風の温度が一致
携帯性・軽さ非常に軽くて手軽軽量だが手がふさがるやや重め(200〜300g)
価格帯(目安)約1,000〜3,000円約1,000〜5,000円約2,000〜10,000円
安全性冷えすぎず子どももOK羽ありは注意羽なしタイプなら安全

まとめ

特徴

🔹 静かで手軽に冷やしたいなら → ネックリング
🔹 即効で顔に風を当てたいなら → ハンディファン
🔹 長時間涼みたい・両手を使いたいなら → 電動ネッククーラー

ネックリング

  • メリット:冷えすぎず安心、無音・軽量、電源不要
  • デメリット:効果持続が短い、再冷却が必要

ハンディファン

  • メリット:強い風で即冷却、価格も手頃、卓上兼用もあり
  • デメリット手がふさがる、静かな場所では音が気になる

電動ネッククーラー

  • メリット:両手が空く、長時間使える、風向き調整可能
  • デメリット:重さあり、バッテリー切れの心配、風がぬるいときも

用途別おすすめ

使用シーンおすすめ
通勤・通学・お散歩ネックリング / 電動ネッククーラー
スポーツ観戦・外作業電動ネッククーラー(風量強い)
電車内やオフィスネックリング(静音)
メイク直後・即冷却したいハンディファン
子ども・高齢者向けネックリング(安全・軽量)

最後に…水分補給も忘れずに

冷却アイテムで暑さを乗り切り、水分補給も適時忘れずしてくださいね(^^)/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次